そもそもosiは子供のころから自分のことが好きではありませんでした。どちらかというと自分のことを責めてばかりして生きてきました。
こんなことを言ったらどう思われるかな、ああ、今、私のことで気を悪くさせたかなあ。。。基本、そういった感情ばかりが頭をよぎるので、仕事をしていても誰かと会っていても心から楽しめず。気が付けば、自分がダメな理由ばかりを探す癖がついていました。
何か物事がうまくいかない時は「やっぱり私はだめだな。。。」「どうせ私なんか。。。」と自分を責めてばかり。いわゆる自己肯定感というものはゼロに近かった。。。
変わりたい、という気持ちもあるのだけど「どうせ私は変われない」という気持ちが強く、自分は変われない、と思い込んでいました。
そんな日々の中で何となく本屋さんを眺めていた時に目に入った一冊です。
自己肯定感を上げる OUTPUT読書術 アバタロー
幼いころosiの生まれた育った家はあまり裕福ではなかったからか、いわゆる潜在意識に『私はお金に苦労する』という思いがずっと意識の奥のほうに眠っていた気がします。
回らないお寿司屋さんに行くと値段が気になったり、とにかくものを買う基準が高いか、安いか、買って損はないのか、という基準でものを選んできました💦
今は本を読むことで、値段よりもそのものにときめくか否か、という心の動きを感じるようにはしていますが、長年そうやって買い物の基準を決めてきたのでなかなか簡単には思考パターンを変えることはできませんね💦
子供のころから本はよく読む方だったので、こちらの本のタイトルを見たときに
「え!?読書で自己肯定感が上がるの?めっちゃお得やん!!」って思ったのがこの本を読んでみようと思ったきっかけです。
『本を読むことで自分以外の人間の考えや想いに沢山触れることができる。
すると、「いや、私はそうは思わない。」「すごく共感できる。」というように心が反応する。
その心の動きを逃さず捕まえ、何故心が動いたのか?
ということをアウトプットを通し、深掘りしていく。
すると、「あ!やっぱり自分は〇〇を1番大事にしたい人間なんだな。」と、自分の価値観に気付くことができる。
自分の価値観さえ明確になれば、人生のコンパスは自ずと夢の方向に定まっていくはず。』
上記のこの部分が今のosiには1番ズドンと響きました。
今まで自分の価値観について真剣に考えたことはなかったなあ。
でも、自分を好きになるためにはまず自分の本当の気持ちをもっと受け止めて、自分の価値観はこうなんです、と自信を持って言えるようにならなきゃな、と感じたんです。
そのためには自分の感情を捕まえる練習が必要なんだ!!
今までの自分
3人の子育てをして、フルタイムで仕事をしていたosiは自分の感情はいつでも後回しでした。自分にお金を使うことに許可が出せず、高価な服やアクセサリーは自分には勿体ないとおもっていました。
そうそう、口紅も自分には高価で勿体ないと思っていたので結婚してから二十数年は色付きのリップしか買っていませんでした(笑)
つい先日、ドラッグストアで口紅を購入しまして、なんだか自分を大切にできたなあ、という気持ちになり嬉しく感じました。少しづつですが、自分の機嫌を上手にとれるようになっていこうとも思っています。
まとめ
さて、そもそも作者のアバタローさんは、どん底状態だった自己肯定感が読書を通して正常に戻ったそう。読書は人間の思考を変え、行動を変え、人生を一変させる『強力な魔力』を引き寄せることができる、と断言されています!!その具体的な方法、テクニックが惜しげもなく書かれていますので、自分の人生を好転させるツールの一つとして読書を始めてみようと思われた方に是非読んでいただきたい一冊です。
世の中には自己啓発など高額セミナーが溢れていますよね。
実はosiも自分が『何者か』になりたくて様々なセミナーやコミュニティに随分とお金を使ってきました。ですが、、、自分自身のことをよく分かっていないのにどんな話を聞いても学んでも腑に落とせないままは前に進めないんですよね。
例えば、企業を目的としたコミュティでは武器は拾いながら走れ!!と教わりました。
でも私には拾いながら走ることは出来ず。。。拾った武器を自分なんかが使っていいのだろうか?自分には無理だ、と武器を使う前から恐れ、諦め、苦しいだけの日々でした。
ただ、あの時の頑張りは決して無駄ではないです。
いざとなったら走れる度胸はあるよね、と自分を褒めてあげたくもなるんです✨
今は無理せず、自分ファーストでゆっくりと日々の小さな幸せを拾いながら前に進もうと思ってます。
読んでいただいてありがとうございました。